☑️ ウィークリーダークウェブ – 2026年7月第4週
🔍 サウジアラビア最高情報機関の内部データ、ダークウェブで販売中
• 7月22日、サウジアラビアの対外情報収集機関Gの機密情報がダークウェブのハッキングフォーラム「BreachForums」に掲載されました。
✓機関「G」:サウジアラビア国王直属の対外情報収集と国家安全保障を主幹する中核情報機関です。
• ユーザー「0cx00iq」は、身分証・パスポートのスキャンデータ、階級、給与、機密取扱許可等級などの機密情報を含む約5.2万人規模の職員のデータを確保したと主張しています。同ユーザーは証拠として職員管理システムのスクリーンショットを公開し、追加取引のためのTelegramのアドレスも添付しました。
➢ 同ハッカーは、サウジアラビア政府がISISなどのテロ組織を支援したことへの報復目的で機密情報を流布したとし、最高額の入札者にデータを売却すると明言しています。このような情報機関を標的としたハッキングは、職員の身元の露見と連鎖的な標的型攻撃を引き起こし得るため、国家安全保障に深刻な脅威となる可能性があります。
🔍 日本のプラスチックメッキメーカーK社のシンガポール拠点、ランサムウェアグループ「Morpheus」からの侵害を確認
• 7月21日、日本のプラスチックメッキメーカーK社のシンガポール拠点のデータが、ランサムウェアグループ「Morpheus」のデータ流出サイトで確認されました。
✓K社:1949年に設立された日本の自動車や家電部品向けプラスチックメッキ専門のメーカーであり、シンガポールが唯一の海外生産拠点です。
• 同ランサムウェアグループは143GBのデータを確保したと主張しており、流出データにはクライアントや社内人事資料、品質技術、工程プロセス、ビザ書類データが含まれているとしています。
• 同ハッカーは攻撃の証拠としてサンプル画像5枚を公開しており、当該画像には日本人と現地社員のパスポートのコピー、企業の資金取引文書や注文書、ワークパス(Work Pass)申請関連書類が含まれています。
🔍 イエメンの機関、サウジアラビアのハクティビストグループによるハッキング攻撃を受ける
• 7月22日、イエメンの反政府勢力フーシ派傘下の民間航空気象庁が、サウジアラビアを拠点とするハクティビストグループ「S4uD1PWNZ」によるハッキング攻撃を受けたことが確認され、関連内容は同グループの公式Telegramチャネルを通じて発表されました。
• 同グループは、同機関のデータベース全体を窃取したと主張し、航行や管制システム、複数国の外交関連文書や許可証、職員の個人情報などを大量に確保したことを示す証拠サンプルをTelegramチャネルに掲載しました。また、システム画面を公開し、データの削除や改ざんが可能なレベルの管理権限を確保しているとしています。
• 同ハクティビストグループは、今回の攻撃がフーシ派によるサウジアラビア国内民間施設への脅威行為に対する報復として実行されたものだと主張し、民間航空気象庁がイランと連携した違法な軍事活動に悪用されていると非難しました。
*当該レポートは、S2Wのプラットフォーム「XARVIS(ザ―ビス)」で全文が提供されています。詳細に関してはお問い合わせください。